コラム｜伊勢崎市八幡町エリアで歯科・歯医者をお探しの方は佐藤歯科クリニックまで

皆さんこんにちは。

佐藤歯科クリニックです。

インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比較すると、噛み心地や見た目が天然の歯に近いため、非常に優れた治療法だといえます。

ただ、安全性について気にされている方も多く、金属アレルギーのリスクについても詳しく知りたいかと思います。

そこで今回は、インプラント治療におけるアレルギーについて詳しく解説します。

インプラント治療では、顎の骨にフィクスチャーと呼ばれる人工歯根を埋め込みますが、これはチタンで作られています。

チタンというと、丈夫で軽いため、いろいろなものに応用されており、意外に身近な金属材料といえます。

そんなチタンは、人体への安全性が非常に高い材料ということをご存知でしょうか。

チタンは、「生体親和性が高い金属」であることがわかっているため、医科の治療でも広く活用されています。

最もわかりやすいのが人工関節ですね。

人工関節は体の中に埋め込む装置ですので、アレルギーを引き起こすなどの有害性がある材料は使用できません。

また、インプラントも同じように身体の中に埋め込む装置ですので、アレルギーを引き起こすようなことがあってはいけないといえます。

実際、インプランと治療で用いられる純チタンが金属アレルギーの原因となることはほとんどないのです。

純チタンは、金属アレルギーを起こしにくい材料ですが、稀にアレルゲンとなる場合もありますので、金属アレルギーのリスクがゼロとは言い切れません。

また、人工歯根以外の部分で金属を使用した場合は、金属アレルギーを引き起こすこともありますので、その点は注意が必要です。

このように、インプラント治療では基本的に金属アレルギーが起こらないといえます。

それは生体親和性の高い純チタンという金属を使用するからです。

それだけでなく、チタンという金属は顎の骨と結合する性質も持っているため、インプラント治療にはなくてはならない素材といえます。