フロスが切れるのは虫歯のサイン?
皆さんこんにちは。
佐藤歯科クリニックです。
毎日のオーラルケアにデンタルフロスを活用している人は多いことかと思います。
デンタルフロスの使用は、慣れるまでに時間がかかりますが、一度慣れてしまうと、非常に有用性の高い清掃補助器具です。
そんなフロスを使っていて、一度ではなく何度も千切れる経験をされた方は要注意です。
なぜならそこには、虫歯が発生している可能性があるからです。
私たちの歯は、健康であれば表面が滑沢でツルツルとしています。
舌で歯の表面を触ってみても、その滑沢度を確認することは可能です。
そして、歯と歯の間の歯質に関しても、同じような性質を持っているといえます。
具体的には、フロスを差し込んで前後に動かしたとしても、表面が滑沢なので引っかかりを感じるようなことはまずありません。
それがあるということは、歯の表面に傷ができていたり、虫歯によって歯質が溶かされていたりすることが考えられます。
もちろん、フロス自体はそれほど頑丈なものではないため、強い力でフロッシングしたり、繰り返いし使用したりすると、引き千切れることがありますが、同じ部位のフロッシングで繰り返し切れるようなことがあれば、まず虫歯を疑いましょう。
歯と歯の間に生じる虫歯を専門的には「隣接面う蝕」と呼んでいます。
歯の隣接面というのは、歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい傾向にあるため、隣接面から虫歯が発生するケースは珍しくありません。
そういった虫歯は、なかなか患者さんご自身で見つけにくいので、フロスが切れるなどの症状が確認できたら、当院までご連絡ください。
視診や触診、レントゲン撮影などを行って、隣接面う蝕があるかどうかをお調べいたします。
このように、デンタルフロスが繰り返し切れるようなことがあれば、何らかの異常が疑われますので、まずは歯科医院を受診しましょう。
虫歯の範囲が小さければ小さいほど、歯を削る量が少なくて済みますし、治療期間も短くなります。
ともあれ、デンタルフロスというのは歯間部の汚れを効率的に除去できるだけでなく、虫歯の早期発見にもつながる素晴らしい清掃器具といえますので、皆さんも積極的に活用していきましょう。
医院名 | 佐藤歯科クリニック |
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院長 | 佐藤 浩之 |
所在地 |
〒372-0051 群馬県伊勢崎市八幡町32-1 |
電話番号 | 0270-75-6762 |
URL | https://www.sato-shika.jp/ |
業務内容 | 一般歯科、歯周病治療、小児歯科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、義歯制作、インプラント、ホワイトニングなど |
説明 | 群馬県伊勢崎市、伊勢崎駅より車で10分の歯科医院です。当院は、厳しい外来環(歯科外来診療環境体制~厚生労働省が指定した安全な医療機関の基準)の基準を満たし、一般歯科から小児歯科、口腔外科、インプラント、ホワイトニングなど様々な症状やご要望にお応えいたします。 |